軽スポット配送の現状と持続化給付金について
コロナ以降、仕事が大幅に減っており非常に厳しいです。
同じ軽貨物でも宅配は引きこもり需要で荷物量が大幅に増え、なおかつ慢性的な人手不足も重なり売上は安定しているようです。
しかしスポットは大半が企業間配送なのでコロナによって企業活動が停滞した影響をもろに受けており、仕事の奪い合いの構図に拍車がかかった感があります。
私の加盟先でも所属ドライバーに仕事が行きわたらず長時間の待機、または一日一本も仕事がないという事態も珍しくないです。
ではマッチングアプリ等ギグエコノミーの仕事はどうかと言えば当然こちらも仕事量は減少傾向で、いっそ車を降り自転車でウーバーイーツをやった方が手取が増えるのではないかなと悲観してしまいます。
じゃあどうすればいいのか。
私の周りにも現状や将来を悲観し、耐え切れずに他の加盟先や登録先を探し始める人もいますが、スポット配送で他を探して仕事が増える事は考えにくいです。
理由は上にも書きましたが「スポットは仕事の大半が企業間配送だから」です。
加盟先や登録先の営業努力が足りなくて仕事が少ないのではなく、そもそものスポット需要が企業活動の停滞で細っている事が原因ですので誰を責めてもしばらくはどうにもならないという事です。
どうせ加盟先や登録先を変えるなら今はスポットではなく宅配の方が確実に荷物がある分売上は見込めます。
宅配はちょっと・・・、という私のようなタイプもいらっしゃるかとは思われますが、車を活かして生活の糧を得ていくには現状あまり選択肢は多くありません。
配達用の車両の支払いが終わっているのであれば無理に車を使った仕事にこだわらず、人手が不足している業界でしのいでいくのも一つの手です。
持続化給付金は申し込みましたか
・条件
売上が前年同月比で50%以上減少している
※1~12月の内、ひと月でも50%以上減少している月があれば該当
※昨年創業した人も条件により適用
・給付額
100万円
※ただし売上減少分を上限とする
売上減少分の計算方法:前年総売上(事業収入)ー(前年同月比▲50%月の売上×12)
なお、持続化給付金は特別定額給付金と異なり課税対象となりますので確定申告の際は注意が必要です。
・申請方法
↑のリンクよりオンライン申請がオススメです。(要登録用メールアドレス)
・必要書類
2019年の確定申告書類の控え(e-Taxの場合は「受信通知」)
対象月の売上台帳等の写し
通帳のコピー
本人確認書類
・申請期間
2020/5/1~2021/1/15
・給付日程
電子申請の場合申請後約2週間
・問い合わせ
持続化給付金事業コールセンター
0120-115-570 8:30~19:00(毎日)
・詳しくは↓コチラ↓
https://www.meti.go.jp/covid-19/pdf/kyufukin_kojin.pdf
※ちなみに私は店舗オーナー(先日お店の経営を引き継いで経営者になりました)と軽運送業を兼ねているので今のところ売上はやや減で済んでおり「持続化給付金」の対象にはなりませんでしたが、日本政策金融公庫の「新型コロナウイルス感染症特別貸付」に申し込んだところです。
持続化給付金についてはありふれた事しか書けませんが、新型コロナウイルス感染症特別貸付に関しては融資を受けれるにせよ受けれないにせよもう少し突っ込んだ内容の記事を今後執筆したいと思っています。
なかなか厳しい状況が続きそうですが、有効に使える制度はしっかり活用してなんとかこの苦境を乗り越えましょう。