忘れる方も忘れられる方も届けられる方もそれぞれ困る忘れ傘
傘を忘れないようにする方法はないものか・・・
今週のお題「傘」
さて「傘」と言われてパッと思いつくのが、雨が日は必ずと言っていいほど店頭の傘立てに忘れられていく傘たちです。
かくいう私も今日ドラッグストアに立ち寄った際に危うく傘を忘れて帰りそうになって、駐車場からずぶ濡れになりながら傘を取りに戻りました。
傘を持って出かけてるのにずぶ濡れになってんだから世話がないですね。。。
場面は変わって私のお店、やっぱりありました、2本の忘れ傘。
何十分・・・、何時間と経っても誰も取りに来る気配はありません。
それでも特徴のある傘であれば数日中にはたいてい連絡が来るか取りに来られるのですが、白や透明のビニール傘となるとほとんどの場合主が現れる事がありません。
梅雨の時期は大量のビニール傘たちが・・・
連日のように店頭に置き去りにされていくかわいそうなビニール傘たちですが、置き去りにされる本数に匹敵するほど梅雨の時期には商品のビニール傘たちが売れていきます。
ビニール傘はこの時期に良く売れるので毎年前もって多めに仕入れるんですが、商品のビニール傘の在庫の減少と忘れビニール傘の増加が見事なまでに反比例していきます。
では、これらの忘れ傘たちはどうなるのでしょうか。
電車内に忘れた傘は時々百貨店の催事コーナー等で「忘れ物市」と銘打たれてお手頃価格で販売されていますが、私のような小規模零細商店主が勝手に他人の忘れ物を処分するわけにもいかないので、一定期間お預かりして溜まってきたらまとめて近くの交番に他の拾得物と合わせて届けています。
心なしか私が傘を届けに行くと交番にいつもいる「交番相談員」のおじいさんが困った表情を浮かべている気がしますが、まあぶっちゃけ困りますよね。
安いからと透明ビニール傘を買うよりも・・・
というわけで忘れる方も忘れられる方も届けられる方も困ってします「傘」ですが、完璧な忘れ傘対策はなかなか難しいのかなと思いますが、ひとつ「忘れられる側」として忘れ傘対策的な事を提案してみたいと思います。
それはズバリ!「透明ビニール傘を買わない!」事です。
一番いいのは雑貨屋さん等で好きな色や好きなデザインの傘を買う事ですが、コンビニなどで間に合わせで買うにしても、ワンランク上の値段の傘を買っちゃうわけです。
そうすると「お気に入り」「もったいない」といった傘に対する意識が多少高まる気がしませんか?
傘は使うと濡れる物なので常に肌身離さず持ち歩き続けるのは難しいので、傘の存在を忘れにくくする事で忘れる可能性を少し下げられるかもしれません。
「忘れられる側」としても特徴の乏しい透明ビニール傘よりも、何かしらの特徴がある傘の方が問い合わせに対してもスムーズに対応しやすいので助かります。
最近ではネット通販なんかでもお手頃価格で色んな傘が販売されていたりしますので、これを機に「お気に入りの一本」を見つけて、ちょっとだけ雨が楽しんだりするのも悪くないと思いますよ。